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■基本的にこのノートは毎日書くと決めているのだが(まあ、素振りですね、野球でいえば)、いつも使っているiBookが壊れたのだった。なにか書いている途中、不意にスリープしたときのように画面が暗くなった。でもHDDは動いているようだったので、おかしいと思って再起動。起動時はモニターにアイコンなど出て問題がないが、しばらく使っているとおかしくなるのだ。いろいろ試す。システムがいかれたのか、それともハードか。システムだったらなんとかなると思い、とりあえず、Power Macにデータをバックアップしてからシステムの入れ替えをしたが、そのあいだは、画面がしっかりしていたので、やっぱりシステムのエラーからと思ったがその後も思わしくなく、Macを使っている人ならよく知られた様々な対処法を試みる。PRAMクリアなどいろいろだ。
■結局、だめだった。一晩、この作業にかかってしまった。で、朝になって営業開始と同時にサポートセンターに電話。修理してもらうと費用はどれくらいになるかという質問をし、あんまり高いのであれば、新しいiBookにしようかと思ったが、さほどでもないようなので、悩んだ結果、修理してもらうことにした。アップルのサポートの人は親切だった。あと、これで次回のMac Powerの連載に書くことを思いついたので、ほぼ5万円という修理費は高くないのではないか。こういうときコンピュータ雑誌に連載していると助かるのである。
■そんなことをしていて、このノートの更新はできなかったし、何人かの方へのメールの返事も書けなかったばかりか、「資本論を読む」の原稿もまだだ。一息つくひまもなく原稿である。てなわけでこれはPower Mac G4で書いている。何人かの方から「Mac Power」の連載への感想をいただいた。今回のテーマは「即納」だが、感想を送ってくれた一人、三坂は、Power Mac G5を注文してから届くまで半年かかったそうで、しかも注文時にお金を払う仕組みだったという。それはきっと高くついたっていうか、そのあとすぐに値下げになったし、新しい機種も出たしで、こういうことも経験を積んでくるとMacを買うタイミングについては学習せざるえないし、しかも、アップルはいろいろなことが秘密なのでそれを様々な情報源から漏れてくる「うわさ」の類から予測するのもまた、Macを使う楽しみになるから始末に悪い。発表時、俺はぜったいこれ、「即納」されないし、するとそのうち価格が下がると情報を分析していたが案の定そうだったか。だから、ここや、ここ、ここ、あるいは、こことかいろいろ探り分析するのがMacを使う楽しみなのですね、おそらく。
■でも、そんなことはどうでもいいことなのだ。二〇〇五年の一月に公演のある遊園地再生事業団だが、出演者のことでいきなり挫折。ある方のスケジュールがあわないと連絡があった。だから、舞台は人を憂鬱にさせる。こういった様々な面倒があるからだ。だから小説を書くってわけでもなく、小説は小説としての表現の意味がある。戯曲をせっせと書いていればいいことがあるかもしれないな。いい戯曲を書くことが仕事である。いい舞台を作るのが仕事である。iBookが使えなくて落ちこみ、このノートを書くのもいやな気分になっていたが、そんなことぐらいで落ちこむのもばからしい。日々精進。ただただ、前へ。イラクでは日本人が殺された。メールでそれに関するある話を教えてくれた方がいた。ニュースを聞きながら、表現すべきはなにか、いま表現に値するものはなにかを考える。戯曲の審査をする仕事はほんとにためになり刺激されたが、そのこともふまえつつ、次のことを考えている。
(2:22 dec.3 2003)
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